声の老化を放置しない「声のアンチエイジング」「声の健康」のためのトレーニング8

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「アンチエイジング商品」が花盛りです。

人間誰しも年をとることにあらがうことはできませんが、できるならいつまでも「若々しく元気にいたい」と願うのは当然のことです。

問題は、こうした商品が「眼」や「足腰」「髪」「肌」といった外見中心で、非常に大切な「声」に関心を示していないことです。

しかし、外見をいくらきれいに着飾っても、ガサガサとした聞き取りにくい声で話をするようでは、見た目とのギャップで、むしろ周囲に年齢を感じさせてしまいます。

反対に見た目は年相応でも声に張りがあってキレイな声で明るく話をする人に対しては若さを感じますし、みんなが「この人は若いなあ」と好感を抱くことになります。

年齢を重ねるにつれて声はどうしてもかすれたり、しゃがれたり、モゴモゴとこもるようになったり、小さく低く聞き取りにくい声になっていくものです。

声帯も皮膚と同じで、年をとるにつれてコラーゲンなどの弾力性を持つ成分を失い、張りがなくなりシワシワになってきます。そうすると左右の声帯がピタッと閉まらなくなり、話すときに息漏れをするようになります。

さらに年齢とともに呼吸筋も衰え、息を吐く力が弱まるため、声帯が振動しづらくないり、声はどうしても弱々しく聞こえづらくなってくるものです。

こうした「声の老化」を「年だから仕方がない」と放置しておくと何が起きるのでしょうか?

若い人でも話をするのが苦手な人はどうしても引っ込み思案になりますが、高齢者の場合も声が小さくガサガサして聞き取りにくくなったり、あるいは長く話をするのがつらくなると人と話をするのが億劫になったり、外出をためらって家に引きこもるようになってしまいます。

すると、ますます声を出す機会が減りますから、声帯の機能も衰え、さらに声が出づらくなってしまうのです。入院したり、手術を受けるとなおさらです。

声帯というのは大部分が筋肉ですから、アスリートが練習を休むと元に戻るためにその何倍もの努力が必要になるように、誰とも話をせず長く休んでしまうと衰えてしまい、しっかりと機能しなくなってしまうのです。

声帯にとって大声の出しすぎといった「使いすぎ」も問題ですが、「使わなさすぎ」はもっと悪い影響を与えます。

さらにこうした声帯の衰えは「声」だけでなく、誤嚥性肺炎などの「病気」を引き起こす可能性もあるだけになおさら注意が必要です。

声の衰えを「年だから」と放置すること、それは社会とのつながりを弱めることであり、自らの寿命を縮める行為でもあるのです。

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そうならないためには声の運動不足を解消することが重要になります。ポイントはたった2つです。

声のトレーニングによって声をしっかりと鍛える

第2章でご紹介する「ピシッと声トレ」は私が考案したものですが、こうしたトレーニングを毎日続けることで声帯を鍛えることができ、声を若く保つことができると考えられます。結果として、声帯萎縮を防ぐこともできるでしょう。

会話を楽しむ

健康維持のためには過度な「おしゃべり」が必要です。人と会話をすることはストレス解消にもなりますし、話すことで声帯を健康に保つことができます。人とのつながりを持つことで人生が豊かなものになります。

「少しでも若くありたい」と願うなら、まずは自分の「声」に強い関心を持つことです。

自分の声ははたしてキレイに聞こえるでしょうか?

声の大きさは若い頃に比べてどの程度でしょうか?

声が出づらいとか、ガサガサしているなと感じることはないでしょうか?

食事中にむせることはありませんか?

一つでも思い当たることがある人は今日から「声の健康」のためにトレーニングを始めてみませんか。その先にあるのは「健康な声」であり、「健康で長生きできる体」なのです。

引用文献・参考文献

声をキレイにすると超健康になるー角田晃一氏ー


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