声をキレイにして病気を撃退!「声と寿命」「声は健康のバロメーター」「声の異変」は病気のサイン。3

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1「病気のサイン」は声が教えてくれる

年をとると、多くの人が「何だか声が出にくいなあ」「若いころはもっと良い声だったのに最近は何かカサカサしているなあ」「言いたいことはたくさんあるのに思うように言葉が出なくてモゴモゴしてしまう」などと声の異変を感じるようになります。

こうした「声の異変」を、あなたは「年だから仕方ないな」と諦めてはいないでしょうか?

あるいは、「最近はあまり人と話すこともないから気にすることもないか」と放置してはいないでしょうか?

実は「声の異変」は、危険な病気を教えてくれるサインなのです。

たとえば、日本人の死因第3位である「肺炎」、その大部分を占める「誤嚥性肺炎」があります(2016年、厚生労働省)。

また、第4位の脳血管疾患に含まれる「脳梗塞」も声がサインを出しています。それ以外にも「声」は私たちにさまざまな病気を教えてくれます。

「声の異変」は、決して見逃してはいけない「万病のサイン」と言えるのです。

2 100歳まで健康でいたいなら「声の健康を考えよう

「人生100年時代」という言い方が当たり前になってきました。

平均寿命が延びて、みなさんの周りを見ても70代は当たり前で、80代、90代の人もとても増えていると思います。

とはいえ、「長生きをする」ことと、「健康で長生きする」ことの間には大きな違いがあります。誰しも長生きをする以上、ずっと健康でいたいと願うはずです。

では、健康で長生きをするためにはどうすれば良いでしょうか?

次のように考えることで安心している人もいます。
「自分は定期的に人間ドックを受けているから大丈夫」
「何かあったらすぐに病院に行って、早め早めに治療をしているから大丈夫」
「今でも運動をしているから若いものには負けないよ」

何とも頼もしい限りですが、たとえ定期的に健康診断や人間ドックを受けていても、見落としがちなのが「声の健康状態」です。

体のどこかが痛いとか、足腰が弱ってきたというのはすぐに気づくことができますが、普段何気なく使っている声が健康かどうかを気にする人は少ないのではないでしょうか。それが、自分でも簡単にわかる「声の異変」だとしてもです。

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たとえば「最近、声がかすれてきたなあ」とか「食事のときにむせることがある」「食べ物や薬が飲み込みにくくなった」などと感じたとしても、「年だし仕方がないか」と見過ごしている人がほとんどではないでしょうか。

年を重ねるとともに声帯や周辺器官が衰え、特に老年期を迎える頃には、筋肉の弾力がなくなっていきます。その結果、声帯の動きも鈍くなり、キレイな声が失われていくのです。

そして80歳、90歳を過ぎると、男性女性ともに、声を出す筋肉が衰え、つまり声帯萎縮による息漏れ声や、体力の低下に伴う声がれなども現れてきます。

「そうは言っても、私は若いから」と安心してはいけません。
声を出さない生活を続けていると、声帯の筋肉が衰え、高齢な方と同じような状態に陥ってしまうのです。

足腰を鍛えるまめに散歩したり、軽い運動をする方はたくさんいます。ですが、「いくつになっても元気な声でいたいから」と、声の健康を気にかけてトレーニングに励む方はほとんどいません。

しかし、実際には声は寿命と深く関係しています。

声帯が弱くなると、気管に食べ物が入って感染症を起こす「誤嚥性肺炎」にかかりやすくなります。

声が思うように出なくなると、人と話をするのがおっくうになり、1人で家に引きこもり、気持ちも塞ぎがちになってきます。

声を出すには声帯だけでなく肺や鼻、口、脳などさまざまな器官が関連しており、発声は「全身運動」なのです。だから、元気な人は声が大きく、病気の人は声が小さくなります。

言わば、「声は健康のバロメーター」なのです。

ですから、いつまでも「健康な声」を保つことは、「健康で長生きをする」うえで欠かせないことなのです。

こえは年をとりますが、声に関心を持ち、声のトレーニングを行うことで、声の健康を保つことが可能になります。100歳まで健康でいたいなら、声を健康に保ち続けることが非常に大切です。

引用文献・参考文献

声をキレイにすると超健康になるー角田晃一氏ー


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